5〜7月まとめ③博物館の楽器たち

チェンバロ

6月の修了演奏会が終わりひと段落した7月は、楽器を見に博物館へ行ったり講習会を受けたりして過ごしていました。

留学前から噂で聞いていた、博物館のどの楽器にも触ることができるという(事前にアポイントメントはもちろん必要)とてもオープンなスコットランド・エディンバラのSt. Cecilia’s Hallに行ってきました。

タスカン(フランスの製作家)が1769年に制作したチェンバロ。現代ではこれをモデルに作られたチェンバロがとても多いです。
このハス(18世紀ドイツの製作家)のクラヴィコードも博物館の目玉楽器。

朝11時過ぎに到着して、夕方の閉館時間までご厚意で全ての楽器を試奏させていただきました。楽器が多いので1日では本当に足りないです…次は1週間とは言わずとも2-3日は滞在してじっくり弾き込みたいです。

最後に気に入ったイギリスの1709年の楽器を紹介。とても元気で明瞭な音でした!

Thomas Barton (1709年作)

そして先日ストラスブールで講習会に参加した時に6年ぶりに触れたリュッカース(16-17世紀に活躍した製作家一族)の楽器。本当に素晴らしい名器です…

ちなみに講習会はチェンバロ、オルガン(ルネサンス〜近現代)、クラヴィコード、フォルテピアノのレッスンが自由に受けられる贅沢なもの。もちろんほぼ全てのクラスを受講してとても充実した1週間を送りました!

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